知事選の当選証書が、29日に現職の村井嘉浩氏に手渡されました。
挨拶の中で選管の櫻井正人委員長は、選挙戦で見られたデマや誹謗中傷に対し懸念を示しました。

宮城県庁では、29日に10月26日投開票の知事選で6回目の当選を果たした村井氏に県選挙管理委員会の櫻井正人委員長から当選証書が手渡されました。

挨拶で櫻井委員長は、選挙期間中、SNS上でデマや誹謗中傷が拡散されたことに懸念を示しました。

県選管 櫻井正人委員長:
「デマや誹謗中傷がSNSで拡散し大変残念な結果となった。表現の自由に配慮しながら公正な選挙をどう構築していくか、様々な分野で議論を深めていく必要があると思う」

6回目の当選 村井嘉浩氏:
「兵庫県知事選のときに、そのまま、なあなあにしてしまった結果、こういうことが起こってしまったと思う。厳しい態度が必要なのではと思っている」

県政史上最多となる6期目の任期が、11月21日から始まる村井氏。

選挙でのデマに対するファクトチェックを県が実施するなどの具体的な対応に乗り出す考えを示しています。