初の日米首脳会談に臨んだ高市総理。まずは、トランプ大統領との個人的な信頼関係を構築するのが、大きな目的となっていました。信頼関係は深まったのでしょうか。

高市総理 初の日米首脳会談 2人の距離は縮まった?

井上貴博キャスター:
今回の日米首脳会談は少し遅れてのスタートとなりました。その理由について、高市総理は「トランプ大統領の部屋で野球を見ておりました」と発言。メジャーリーグのワールドシリーズを観戦していたということです。

その後、ホワイトハウスのXで野球観戦する様子を写した写真が公開されていますが、高市氏は笑顔で、穏やかな雰囲気がみてとれます。

ファーストネームで呼び合うのか注目されていましたが、高市総理は主に「Mr.President(大統領)」、トランプ大統領は「You」と呼び合っていました。

午後4時ごろには、大統領選専用ヘリコプター「マリーンワン」に同乗し、一緒に移動。そして、原子力空母に降り立ちました。

早稲田大学の中林美恵子教授によると、「プライベートな空間はチャンス。側近が“お膳立て”するかもしれない。もしかしたらファーストネームで呼び合っているかもしれない」ということです。

中林教授は、高市総理就任後、初の日米首脳会談について「安倍元総理のレガシーを全面に出して会話ができた。お互いに理解し、うまくいったのではないか」と見ています。