来月行われるおはら祭で、旧統一教会が関連する踊り連が参加を拒否されたことについてです。
踊り連の代表の男性が、決定の取り消しを求めて、鹿児島市を相手に行政訴訟を鹿児島地裁に起こしたことが分かりました。
おはら祭を巡っては去年、旧統一教会=世界平和統一家庭連合の踊り連が、鹿児島市が事務局を務める振興会から参加を認められませんでした。
世界平和統一家庭連合の県内在住者でつくる鹿児島家庭教会などによると、今年は信者らが、「鹿児島家庭教会おはら祭愛好会」との名前の踊り連で参加を申請しましたが、今年9月、振興会が「団体の名前が旧統一教会との関係が連想される」などとして、今年も参加を認めない決定をしたということです。
これを受け、踊り連の代表の男性が27日、鹿児島市を相手に、参加拒否の決定の取り消しを求める行政訴訟を鹿児島地裁に起こしたことが分かりました。
訴訟によると、男性は、「鹿児島市の決定は、憲法が保障する信教の自由を侵害し、不当な差別的取り扱いだ」などと主張しています。
鹿児島市は、取材に対し、「訴訟の内容を確認していないので、コメントできない」としています。
 
   
  













