鹿児島県霧島市に本社があるJAC=日本エアコミュ―ターが、必要な整備をしなかったなどとして、国から業務改善勧告が出された問題で、日本エアコミュ―ターはきょう28日、再発防止策を国に提出しました。
国土交通省はことし7月に日本エアコミューターに立ち入り検査を行いました。
その結果、2018年から今年6月にかけて、飛行機の機体に不具合が起きたにも関わらず、修理が必要かどうかを確認しなかった事案が212件ありました。そのうち7件は直ちに修理が必要でした。
こうした法令や規定に違反する事案はあわせて866件にのぼることが明らかになりました。
国土交通省は日本エアコミューターに今月7日付けで業務改善勧告を出し、日本エアコミューターは28日、国交省に再発防止策を提出したと明らかにしました。
再発防止策には安全管理や法令について社員の教育を行うことや、作業内容が適切かどうかダブルチェックする体制を導入するといったことなどが盛り込まれています。
日本エアコミューターは「全社員一丸となって再発防止策を確実に実施し、地域のみなさまの信頼回復に努めたい」としています。
 
   
  













