山上被告「私がしたことに間違いありません」

 そして、午後2時。ついに裁判がスタートしました。

 (裁判長)「名前は?」
 (山上徹也被告)「山上徹也です」

 長髪を結び、長袖長ズボン姿を見せた山上被告。起訴内容については…

 (山上徹也被告)「すべて事実です。私がしたことに間違いありません。法律上どうなるかは、弁護人の主張に委ねます」

 起訴状に記載された事実についてはすべて認めました。弁護人は…

 (弁護人)「起訴事実について、客観的にそのようなことがあったことは認めるが、法律上どうなるかについては争いがある」

 弁護人は安倍元総理を殺害した罪は認める一方、銃刀法違反などについては罪の成立を争う姿勢を示しました。