5年に及ぶ“核ごみ論争”でマチは二分

賛成、反対。5年に及びマチを二分した核ごみ議論。

今回の町長選で、住民にマイクを向けても、インタビューに答えない人がほとんどで、気軽に話せない雰囲気が広がっているのも事実です。

2025年に入り、片岡さんは、本来、核ごみの議論は、国が主導すべきだと主張しています。

・現職 片岡春雄氏(76)
「約5年間、嫌な思いを、賛否抜きにしてね、やはりこれだけ、この問題は重い問題というのを改めて私も感じましたし、町民の皆様も感じたと思います。もう少し時間を置いて結論を出した方がストレスがたまらない考え方なのかなと思っています」

4年前の町長選では、調査反対の新人が、235票差まで迫り、賛否が拮抗していたことを示しました。

・新人 大串伸吾候補(42)
「わだかまりを乗り越えて、共に価値を作ってゆく町民たちの姿を取り戻していきたい。コロナの前の姿を取り戻していきたい。それに尽きる」


概要調査の是非、人口減少、マチの財源の確保に活性化。寿都町長選挙は28日、投票と開票が行われます。