27億円超の赤字区画は…
100円稼ぐための『営業係数』が1万超の区画も…

青森県内では
■奥羽本線
大館~弘前

■大湊線
野辺地~大湊

■五能線
能代~深浦
深浦~五所川原
五所川原~川部

■津軽線
青森~中小国
中小国~三厩(※2022年8月の豪雨による被災以降、バス等による代行運送を行っている区間です)

■八戸線
鮫~久慈

の5路線8区間が対象です。

このうち奥羽本線の大館~弘前の1日の平均通過人員は964人で、収支は27億6400万円の赤字。100円の運輸収入を得るのに要した営業費用を表す「営業係数」は1756円でした。

また、津軽線の中小国~三厩の1日の平均通過人員は58人で、収支は2億9900万円の赤字。営業係数は1万649円でした。

JR東日本は、持続可能な交通体系について、建設的な議論をするため線区別データを開示しているとしています。