卵高騰 鳥インフルも・・・

卵の価格が上がっています。
1キロあたりの卸売価格は10月で325円(2023年10月は283円)。2023年に起きた“エッグショック”時の350円に迫る高値水準となっています。
卵価格高騰の原因として考えられるのが、物価高。エサなどの費用が高騰しています。
加えて、猛暑による鶏の夏バテも影響していると見られています。

さらに、鳥インフルエンザが今シーズン初めて確認されました。
10月21日、北海道白老町で「普段より多くのニワトリが死んだ」と通報があり、遺伝子検査の結果、高病原性鳥インフルエンザの陽性が確認され約46万羽が殺処分されました。
これを受け北海道は半径10キロ以内にある4つの養鶏場からの出荷などを制限しています。
殺処分も含め影響は約108万羽に上り、北海道で飼育される8%相当に及んでいます。

鳥インフルエンザは、渡り鳥などの野鳥によるウイルス運搬が原因と推測されています。
9月12日、渡り鳥のルートである韓国の農場で鳥インフルエンザが発生しました。さらに10月15日には北海道内で、死亡した野鳥から鳥インフルエンザが確認されています。
農水省は、「既に日本に鳥インフルエンザが侵入している。今後全国どこでも発生する可能性がある」としています。














