南風原町の沖縄盲学校で26日運動会が行われ、児童生徒が日ごろの練習の成果を披露しました。
ことしで37回目を迎える沖縄盲学校の運動会には、およそ40人の児童生徒が参加しました。

運動会では様々な競技が行われ、「円周走」と呼ばれる競技では、走者はロープを運動場の中心から外側に引っ張り、ロープを緩めずに円を描くように走ることでコースから外れずに走ることができます。

ほかにも、一直線に引っ張られたロープに通したバトンを持ってまっすぐ走るロープ走も行われました。

視覚に障害がある子どもたちは、普段は1人でコースを認識して走ることができませんが、運動会ではロープを頼りに全力で駆け回りました。
▼小学部・山内曖芦さん「(昨日は)そわそわして運動会の夢見ちゃいました。間違っても、堂々として楽しみます」
▼高等部の生徒「円周走は滑りそうで心配でしたけど無事できて良かったです。ダンスは苦手ですけど、今までやってきたことを出せればいいかなと思います」

児童・生徒らは生き生きとした表情で競技を楽しみ、運動会は家族や来賓客も一体となった盛り上がりを見せていました。














