今月20日から行われている自衛隊の統合演習の一環として、海上自衛隊はアメリカ軍と共同で大地震を想定した訓練を石垣駐屯地で行いました。

自衛隊は今月20日から31日までの間、統合演習を全国各地で行っていて、およそ5万人が参加しています。
このうち石垣島では26日、島の南方沖で大地震が発生したことを想定し、周辺の離島からけが人を搬送して治療する訓練がアメリカ軍も参加して行われました。

石垣駐屯地の広場には医療用のテントが設置され、けが人役の隊員らが運び込まれると、けがの程度によって優先順位をつけるトリアージを行ったあと、日本側と米軍側、共に協力しながら手当や治療を行っていました。
▼陸上自衛隊第15後方支援隊・太田良衛生隊長「言語の違いであったり考え方の違いはあるのかもしれませんが、顔を合わせてしっかり調整することを遵守して行っているので今までのところ問題なく実施できています」
この統合演習は県内では名護市や渡名喜島、与那国島でも実施する予定で、市民団体からは中止を求める声があがっています。














