H3ロケット7号機がきょう午前、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、搭載した新型補給機の予定軌道投入に成功しました。

記者
「H3ロケット、宇宙に向けて、今、旅立ちました」

H3ロケット7号機は、午前9時0分15秒に種子島宇宙センターから打ち上げられました。

およそ14分後、新型補給機「HTV-X」を予定の軌道に投入し、打ち上げは成功しました。

H3は、これまでメインエンジンと補助ブースター2基を使って打ち上げてきましたが、過去最も重い、およそ16トンの「HTV-X」を打ち上げるため、今回は補助ブースターを4基に増やした新たな形態で打ち上げられました。

JAXA 有田誠 H3プロジェクトマネージャ
「より重い、より数の多い衛星を一度に運ぶという意味ではかなりの武器を手に入れた」

「HTVーX」は補給機「こうのとり」の後継機で、ISS=国際宇宙ステーションに今月30日、接続する予定です。