後半の10番、11番をパーでまとめた長﨑と中野。12番パー4では2人ともティーショットでフェアウェイを捉えられず。長﨑は3打目のアプローチでグリーンに乗せたが、パーパットはカップに嫌われボギー。一方、中野は3打目のアプローチで、ピンそばにピタリとつけパーをセーブした。

13番パー5、ともにフェアウェイをキープし、長﨑は2打目でグリーンエッジに乗せてバーディ。中野も2オンに成功しバーディを奪う。しかし15番のパー3で、中野はパーをキープしたが、長﨑はボギー。この時点で中野には1打差に迫られ、最終組のもう一人、F.ラオパクディー(20、タイ)に13アンダーで並ばれてしまう。

それでも16番のパー4で長﨑がロングパットをねじ込みバーディを奪い、14アンダーとして再び単独トップに立つ。続く17番のパー4では、ラオパクディーがバーディを奪うが、長﨑も負けじとバーディを奪いトップを譲らない。

そして迎えた最終18番、中野はバーディでスコアを一つ上げて13アンダーの単独3位で競技を終えた。ラオパクディーもバーディを奪い15アンダーでホールアウト。長﨑はラオパクディーよりも短いバーディパットを決めることができず、このホールをパーとし15アンダーで並ばれ、2人のプレーオフに突入した。