日向市のシンボル・JR日向市駅で、車止めに使われている杉材を市民らが磨くイベントが開かれました。

「日向市駅に恩返し」と銘打ったこのイベントには、地元住民らおよそ60人が参加。

駅周辺に設置された車止めに使われている杉材を、電動やすりや紙やすりを使ってていねいに磨き上げました。

日向市駅の駅舎は2006年に完成。地元産のスギ材をふんだんに使った独特の建築様式が特徴で、国内外のデザインコンテストで最優秀賞を受賞するなど、世界で高い評価を受けています。

(参加者)「木も磨きましたが、心も磨きました」「(杉材が)ザラザラしていたけどツルツルになっておもしろかった」

主催者は、多くの人に県産スギ材の良さを再確認してもらい、まちの玄関口である日向市駅周辺に愛着を持ってほしいとしています。