23日夕方、北海道釧路市の大型商業施設で、干し柿などを万引きしたとして37歳の自衛官の男が逮捕されました。現場から立ち去っていた男は、追いかけてきた警察官への公務執行妨害の疑いでも現行犯逮捕されていました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、北海道釧路町に住む自衛官の作本博幸容疑者(37)です。
作本容疑者は、23日午後4時55分ごろ、釧路市昭和中央4丁目の大型商業施設で、干し柿1袋やチューイングガム1個、乳飲料1本、発泡酒1缶の計4点(販売価格合計954円)を盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、午後5時すぎに店舗の警備員から「以前、万引きした犯人が本日も当店で万引きしたが、すぐに立ち去ってしまった」と 110番通報がありました。
警察は、店舗の防犯カメラの映像などから作本容疑者を特定し、事件から2日後の25日に逮捕しました。
警察の取り調べに対し、作本容疑者は、「イオン釧路昭和店で万引きしたことに間違いない」と容疑を認めているということで、「消費目的で万引きした」という趣旨の話をしているということです。
作本容疑者は窃盗行為後、駐車場へ向かっていましたが、職務質問しようとした警察官の肩を押して逃げようとしたとして、公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されていました。
警察は、男の余罪などについても詳しく調べています。














