大阪・関西万博「イタリア館」の感動を再び…。大阪市立美術館で特別展があす25日から開催されますが、前売りチケットは2日で完売しました。

 古代ギリシャの宇宙観を映した天球儀を担いでいる巨大な彫像。大阪・関西万博のイタリア館で展示されていた『ファルネーゼのアトラス』です。

 大阪市立美術館では、万博で連日数時間待ちの行列ができたイタリア館の協力を受け、あす10月25日(土)から来年1月12日(月・祝)まで、特別展「天空のアトラス イタリア館の至宝」が開催されます。

 ピエトロ・ヴァンヌッチ(通称ペルジーノ)の『正義の旗聖フランチェスコ、シエナの聖ベルナルディーノ、祈る正義兄弟会の会員たちのいる聖母子と天使』や、日本初公開となったレオナルド・ダ・ヴィンチの『アトランティコ手稿』2点も展示されます。

 10月18日に販売が始まった前売りチケットは、わずか2日で完売したということで、混雑状況を踏まえて販売再開を検討するということです。