「総合芸術」としての加賀料理

大友楼 大友佐俊 代表(加賀料理技術保存会会長)「未来永劫に我々はステータスを持つ。ゆくゆくは大きな観光の資源になっていく。次の継承者にそのステータス感がきっちりと生まれれば加賀料理の技術というのは今以上に進展していく」

「総合芸術」と表現される加賀料理は、以下の要素が一体となることで、独自の華やかさを生み出しています。

・季節ごとの地元食材を使うこと
・九谷焼や輪島塗といった、地元の伝統的な器で提供すること
・客へのもてなしの演出

大友楼 大友佐俊 代表(加賀料理技術保存会会長)「わざわざここに羽を一つ(添える)これは本物のカモを使ってるよという印。お椀の蓋に乗せてきょうはカモの肉が使われているんだなと(示す)。彩りもさることながらバラエティに富んだ演出をしながらお客さまに提供していく」