「信者同士でやったことに…」責任のなすりつけを懸念

「養子の人が非常に多いなという印象はこれまでもあったんですね。既に子どもがたくさんいる方が毎年、お子さんをどんどん産んでいる事例もあって、そういう家庭から養子に出されている、そういうケースも聞くんですね。明らかに組織性もあり、教団内部のメーリングリストにも養子に関するやり取りというか、『こういう人が養子を探しています』であるなどの内容もあったりするので、『教団としてやっていた』という疑いが強く持たれています」
ーー被害者の救済法案について、元2世信者の小川さゆりさん(仮名)は救済法が『大きな第一歩』と評価しながらも、不十分な点がたくさんあるのではないかと指摘しています。エイトさんはこの救済法案をどのように感じますか?
「やはり抜け穴が多いと感じます。教団が実際に近年行っている献金の収奪の方法と、救済法案の中身がなかなか合致していないんですね。なので教団が幾らでもやり口を少し目先で変えていけば法案に引っかからない方法がいくらでもできている。非常に“ざる”というか、なかなか教団のやり口をカバーできるものには現状なっていないなと思います」














