北朝鮮の国営メディアは、立法機関にあたる最高人民会議が来年1月17日に開催されると報じました。

朝鮮中央通信によりますと、最高人民会議は来月17日、首都・平壌で開催され、来年2023年の課題や国家予算などについて話し合われます。また、「平壌文化語保護法」の採択に関しても討議するということです。

「平壌文化語保護法」について韓国の聯合ニュースは、「外国から北朝鮮内に持ち込まれる文化に対し一層の統制強化を図るものと言えそうだ」としています。

最高人民会議が開かれるのは今年の9月以来で、9月の会議では核兵器の使用条件などを定めた法令が採択され、金正恩総書記が演説で「核は絶対に放棄しない」と発言しました。

北朝鮮では今月下旬に重要政策を決定する朝鮮労働党の中央委員会総会が予定されています。