ミキの昴生と亜生がMCを務める、全国の道に特化したバラエティ番組『道との遭遇』。今回は、川が流れていた場所の上にできた“暗渠道(あんきょみち)”をこよなく愛する道マニア歴15年の髙山英男さんが、東京都・池袋にある暗渠道から歴史を紐解きます。

田畑や沼地から大都市へと変貌を遂げた池袋

髙山さんが訪れたのは、東京都豊島区の池袋駅・東口エリア。一般の方と一緒に旅をします。

(道マニア・髙山英男さん)
「池袋の“池”はもちろん水絡み。“袋”という字は、湿地・沼地・池などが囲まれている地形によく使われる。池袋の暗渠道を探索しながら、街の記憶を手繰り寄せて、知られざる物語を解き明かしていきたい」

新宿・渋谷と並ぶ東京の三大副都心の1つであり、世界第3位の乗降客数を誇る池袋。その昔を遡ると、かつては人が寄り付かない田畑や沼地で、駅開業当初は“狸や狐のための駅”と呼ばれたそう。

そんな池袋はいかにして大都市へと発展したのか?暗渠道を歩きながらその経緯を解き明かします。