こうした悲惨な事件を未然に防ぐため立ち上げられたのが「にんしんSOSいわて」です。
11月には、にんしんSOSいわてが主催して「予期しない妊娠への相談対応研修」が開かれました。
相談対応の研修会
 集まったのは看護師や保健師、教師など実際に相談を受ける立場の人々。全国の妊娠に関する相談の現状や具体的な支援の方策を学びました。

(参加者)
「思いがけない妊娠をした方は、相談するということも第一歩を進むのにすごく勇気がいることを実感した」
 この研修会を通して松尾さんは県内の課題を痛感しました。

(松尾みさきさん)
「岩手県の場合は“社会資源”の不足。なにかしらの形でみなさん情報交換できる学びの場というところを確保していければ良いなと思っている」