消防隊員2人が死亡した大阪・道頓堀のビル火災を受け、大阪市消防局は事故原因などについて外部の有識者から意見を聞く会議を開きました。

 今年8月に発生した大阪市中央区宗右衛門町でビル2棟が焼けた火災では、現場で消火活動をしていた浪速消防署の森貴志さん(55)と長友光成さん(22)が死亡しました。

 大阪市消防局は消防局内部の事故調査委員会で原因究明や再発防止策を検討していて、10月23日、外部の有識者から意見を聞く会議を開きました。

 (東京理科大学火災科学研究所 小林恭一元教授)「専門的なご意見をたまわって、二度とこういうことがないように再発防止に努めたい」

 市消防は有識者の意見を踏まえて今年度内に最終の報告書を取りまとめる方針です。