10月20日(月)、徳島大学の薬学系の研究棟の低温培養室で、特別研究学生の男性(27)が死亡しているのが見つかりました。死因は酸素欠乏と判明し、警察が亡くなった当時の状況を調べています。

 おととい20日(月)午前、徳島大学の関係者から「医薬創製教育研究センターの低温培養室で、人が倒れている」という旨の通報が消防にありました。

 救急隊が駆けつけると、同大学の特別研究学生の男性(27)がうつ伏せの状態で倒れていて、その場で死亡が確認されました。

 男性の服装に目立った乱れはなく、司法解剖の結果、死因は酸素欠乏と判明しました。

 低温培養室は臓器の検体や試薬などを保管する部屋で、室温は4℃に保たれていたということです。

 当時、ドアに鍵はかかっていなかったということで、警察は男性が死亡に至った状況を調べています。