10月21日(火)午後に大阪市此花区の路上で、高齢の女性が首を絞められ「ロレックス」の腕時計を盗まれた強盗傷害事件で、大阪府警は22日、神戸市の会社員の男(29)を逮捕しました。

 府警がきょう22日(水)、強盗傷害の疑いで緊急逮捕したのは神戸市東灘区の会社員・宮本康平容疑者です。

 府警によると宮本容疑者は、きのう21日午後4時ごろ、大阪市此花区高見の路上で、阪神電鉄淀川駅から自宅に向かっていた女性(76)に対し、「良い時計してますね。時計好きやねん」などと声をかけたほか、無言で後をつけたのち、背後から両腕で女性の首を絞め、腕に付けていた「ロレックス」の腕時計1点(時価200万円相当)を奪った疑いが持たれています。

 被害女性は付近の交番に申告。右ひざなどに軽傷を負いました。

 きょう22日午前、大阪市内のブランド品買い取り店から「被害品と思われる時計を持ってきた人物がいる」と府警に通報が入り、宮本容疑者の逮捕に至ったということです。

 取り調べに対し宮本容疑者は、「借金の返済に充てるためにロレックスをとってやろうと考えた」と容疑を認めています。