秋雨前線の影響で、種子島・屋久島、奄美地方では20日からの雨で、総雨量が平年10月ひと月分に達したところもあります。土砂災害に厳重な警戒が必要です。

種子島・屋久島、奄美地方には秋雨前線が停滞し、発達した雨雲が断続的にかかっています。

22日はこれまでに、十島村・口之島で1時間に68ミリ、西之表市で53ミリの非常に激しい雨を観測しています。

20日の降り始めからの総雨量は、中種子町で278.5ミリ、南種子町上中で269ミリで、平年10月ひと月分の雨量を上回ったところもあります。現在、土砂災害警戒情報が中種子町、南種子町、十島村に発表されています。

23日にかけ予想される1時間雨量は種子島・屋久島、奄美地方で30ミリ。24時間雨量は、種子島・屋久島地方で120ミリ、奄美地方で100ミリです。

土砂災害に厳重な警戒が必要です。海の便は23日「プリンセスわかさ」と「フェリー屋久島2」の全便が欠航を決めています。