《クマとの向き合い方》

道総研フェローの間野勉さんによりますと、
▼住民が「どこまで許容できるか」を考え直す時期。
2025年のように、住宅街への出没を防ぐために、例えば「周りの木や公園の木をすべて伐採」するのかや「現れたクマをすべて駆除するのか」など、住民が話し合って納得する対策を講じることが大事。
▼クマに対する知識・理解を深めておく。
ゴミ捨てのマナーからクマの行動範囲などを学校で若い世代に教える。
▼対策を行政頼みにしない。
住民も緑地の草刈りや、家庭菜園への電気柵の設置など、できる範囲からでも良いので実行することを提唱しています。
間野さんは、今後の北海道内のクマの出没について、あと1か月ほどで終息し、クマは冬眠に入るとみています。本能的に、冬を越す最低限の養分さえ蓄えられれば、活動は収まるそうです。