Uターン就職を希望する卒業生を対象に、大分県佐伯市の佐伯豊南高校が地元企業と協力して相談窓口を設置する珍しい取り組みを始めることになりました。

佐伯豊南高校は担い手不足に悩む地元企業とともに、2023年協議会を設立して、人材育成に向けた取り組みを進めています。

22日の協議会には28ある参加企業や学校側からおよそ30人が出席しました。この中でUターン就職を希望する卒業生を対象に今後、相談窓口を設置することが決まりました。高校によりますと企業と連携した就職の相談窓口の設置は県内初だということです。

(佐伯豊南高校工業人材育成協議会・平川昌寛会長)「なかなか地元の魅力を知ってもらうこともなかったので、先生に各企業を知ってもらい佐伯市内の多くの企業に就職してもらえる窓口になりたい」

協議会ではこのほか生徒が長期休暇を利用して参加企業でアルバイトを行う機会も設けることにしています。