不法投棄をなくそうと22日に仙台市内の沼で、産業廃棄物処理業者らがパトロールを兼ねた清掃活動を行いました。

清掃活動が行われたのは、仙台市若林区荒井にある大沼です。

これは、県内の産業廃棄物処理業者で作る団体が、不法投棄の防止を呼びかけるため毎年この時期に実施しているもので、22日は約100人が1時間ほどかけて空き缶やペットボトルなど約280キロのごみを拾いました。

県産業資源循環協会仙台支部 片桐章事務局長:
「不法投棄は、捨てる人の意識を改革しなければならない。毎年毎年この活動を続けて、捨てにくい環境を作っていきたい」

主催者によりますと、ここ数年、大型のごみは減ってきているものの、ごみの量はあまり変わっていないため、今後も清掃活動を続けながら不法投棄防止を呼びかけていくということです。
