危険な暑さが予想される場合に発表される「熱中症警戒アラート」の今年の運用が、きょう終了しました。発表された数は1749回と過去最多を更新し、今年の夏の記録的な暑さをあらためて裏付ける形となりました。
今年の熱中症警戒アラートは、4月23日からきょうまで、6か月間運用されました。環境省のまとめによりますと、発表回数はあわせて1749回で、2021年の運用開始以降、最も多かった去年の1722回を上回りました。
地域別に見ると、最も多かったのは和歌山県の68回で、次いで長崎県の65回、兵庫県、熊本県、沖縄県八重山地方の58回が続き、50回以上発表された地域は、あわせて13にのぼりました。
今年は8月に群馬県伊勢崎市で最高気温41.8℃を観測し、国内の最高気温1位の記録を更新するなど、気象庁が統計を開始して以来「最も暑い夏」となりましたが、熱中症警戒アラートの数においても、こうした記録的な暑さを裏付ける形となりました。
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