来年2月の山口県知事選をめぐり、自民党県連の幹部らが21日朝、在京顧問の国会議員と協議しました。現職の村岡嗣政氏について、県連として推薦を出すことに異論はなかったということです。

自民党県連の常任顧問を務める柳居俊学県議会議長や友田有幹事長が上京し、在京顧問の県選出の国会議員と次の知事選について非公開で協議しました。会合では、村岡さんからすでに出されている推薦願いについて報告し、県連として推薦を出すことに異論はなかったということです。

自民党県連 友田有幹事長
「これからまだ整理をしていかなくてはいけないことがたくさんあるので、そこをしっかり一つずつ整理しながら前に進めていけたらと思っております」

今月26日に常任総務会などを開き、機関決定を行う方向です。関係者によると村岡さんは、この決定を受けて速やかに出馬を表明する方向で調整しています。

知事選には、自民党会派に所属していた県議の有近眞知子さんも立候補を表明していて、保守分裂の選挙戦となりそうです。