富山県の自宅で2016年、当時、高校生だった娘に性的暴行を加えたとして、準強姦の罪に問われている父親にきょう、判決が言い渡されます。

準強姦の罪に問われているのは、富山県黒部市の無職・大門広治被告(54)です。

大門被告は2016年、実の娘の福山里帆さん(25)に対し、抵抗できない状態と知りながら性的暴行を加えたとされています。

これまでの裁判で大門被告は娘との性行為は認めている一方、「逆らえない状態ではなかった」と起訴内容を一部否認。

弁護側は準強姦罪にはあたらないと無罪を主張しています。

裁判は当時、福山さんが物理的、心理的に抵抗が困難な状態だったかどうかが争点で、判決は午後4時から富山地裁で言い渡されます。