任期満了に伴う青森県八戸市の市長選挙が19日に告示され、現職・新人合わせて3人が有権者に支持を訴えました。

立候補したのは届け出順に、新人で建築デザイナーの高砂充希子 氏(37)、現職で2期目を目指す熊谷雄一 氏(63)、新人で歯科医師の清水文雄 氏(77)の3人です。
八戸市の市長選挙が告示され、7日間の選挙戦が始まりました。
ラピアなど市内5つの投票所では期日前投票が始まり、有権者が一票を投じていました。
19日の第一声では、それぞれの候補者が街頭に立ち、自身の政策を訴えました。

高砂 氏が訴えたのは、子育てや教育の環境整備などです。
新人 高砂充希子 候補(37)
「八戸を若者が帰ってきたくなる。お年寄りが安心して過ごせる。働く世代が伸び伸びと子育てをし、自分の好きな仕事に専念できる。そんな八戸市の未来を描いていきたいと思います」


熊谷 氏は産業・観光振興などに取り組むと訴えています。
現職 熊谷雄一 候補(63)
「八戸の強み、特性、魅力を皆さまと共に再認識し、次世代を担う若者・子どもたちと共有をしながら八戸の将来像を描き、八戸の未来を切り開く。そのためにリーダーシップを発揮してまいります」


清水 氏は財政改革などに取り組むと訴えています。
新人 清水文雄 候補(77)
「不要不急の市民の建物を整理する。市長の給料を半分にする。財政再建のために敵を作る。そのぐらいの覚悟じゃなきゃいけない。『いい人です。あの人は』というのは市長になっても役に立たない」

八戸市の市長選挙は10月26日に投票が行われ、即日開票されます。
