消費期限の偽装が問題となったミニストップ、大阪でも店内調理のおにぎりなどの販売を再開しました。
(堀田昌嗣社長)「プライドにかけて手作りおにぎりを再開する」
コンビニチェーン・ミニストップの堀田昌嗣社長は10月20日、大阪市内の直営店1店舗で店内で作るおにぎりや弁当などの販売を再開したと発表しました。
ミニストップでは、店内調理のおにぎりなどで消費期限の偽装が発覚し、全国約1800店舗で商品の販売を中止していました。
MBSの取材に対し偽装が発覚した店の元アルバイト従業員は…
(期限偽装が発覚した店 元アルバイト従業員)「夜中に作ったおにぎりを、朝の時間に『今作りましたよ』と消費期限を出す」
この従業員は去年2月、「店長らに偽装を指示された」などと内部通報しましたが、ミニストップ側は「当時調査はしたが、不正は確認できなかった。調査が十分ではなかったのは事実で、深く反省している」と説明しています。
一連の問題を受けミニストップは…
(記者リポート)「再開する店では新しくなったラベル発行機が設置されます」
決められた時間以外に消費期限のラベルを発行すると、本部に通知がいくシステムを導入したほか、店舗の責任者が不在でも遠隔で調理の様子を確認できるよう厨房内にカメラを設置したり、手作り調理品を70品目から23品目に減らしたりして、従業員の負担を軽減したということです。
(堀田昌嗣社長)「おにぎりを握る方、加盟店のオーナー、ストアアドバイザー(各店舗の担当社員)、ミニストップ本部の全体の方向性を決める側面。一人一人がしっかり行動を変えていかないといけないと」
ミニストップは24日からフランチャイズ店でも順次店内調理品の販売再開を計画していて、10月中に全国で63店舗の再開を目指すということです。
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