21日の臨時国会で決まる見通しの新たな総理について、福島県の内堀知事は20日、「福島の復興創生に向けて真摯に取り組んでほしい」などと述べました。

連立政権の発足に向けて、20日午前、実質的に合意した自民党と日本維新の会。総理指名選挙は、21日に召集される臨時国会で行われ、今回の合意で自民党の高市早苗総裁が新たな総理に選ばれることが確実な情勢となりました。

こうしたなか、内堀知事は20日の会見で、「福島の復興は途上にある」との認識を示したうえで、新たな総理に「福島の復興なくして日本の再生なし。との思いを強く胸に刻み、福島の復興創生に向けて真摯に取り組んでほしい」と要望しました。

また、自民党と日本維新の会が協議している国会議員定数の削減については、「地方の声が国政の場に届きにくくなることがないように対応してほしい」と述べました。