JR大分駅前に新たなビジネス拠点が誕生しました。貸会議室やシェアオフィスなどが融合した複合施設が20日オープンしました。

大分市にオープンした「TKPfabbit大分駅前」は、大分市出身の河野貴輝社長が経営する貸会議室大手のTKPが、旧JTB大分ビルをリニューアルして開業したものです。

1階にはニトリのショールームや楽天モバイルの店舗が入り、その奥にシェアオフィスが設けられています。オフィスワークとしての利用に加え、様々な業種の人々による交流できる場としての役割も担っています。2階には大小5つの会議室が備えられていて、TKPの中心事業である貸会議室サービスが展開されます。

TKPでは、今年12月3日に「アパホテル大分駅前」も開業も予定していて、今後は宿泊を兼ねた企業研修の誘致など、複合的なビジネス展開を目指しています。

(TKP・河野貴輝社長)「我々、本業はBtoBです。企業研修をいかに獲得するかがポイントです。企業を東京や全国から連れてこられるのはTKPしかないと思います。せっかく東京で事業を展開しているので、それを地元、大分にどれだけ持ってこられるかがポイントだと思っています」

今後は施設の拡大も検討されている「TKPfabbit大分駅前」。新たなビジネス拠点として、街のにぎわい創出にも期待が高まっています。