■G1・第30回秋華賞(19日、京都競馬場・芝2000m)
春の桜花賞とオークスに続く、牝馬三冠の最終戦「秋華賞」が開催され、桜花賞馬でC.ルメール騎乗のエンブロイダリー(牝3、美浦・森一誠厩舎)が“二冠制覇”を達成した。
11番でスタートした“桜の女王”エンブロイダリーは、序盤から前方に位置し、コーナーで2番手へ。直線では前を走る武豊騎乗のエリカエクスプレスが逃げ切ろうとするが、力強い走りで逆転し、見事“二冠馬”に輝いた。
川田将雅騎乗のオークス馬・カムニャック(牝3、栗東・友道康夫厩舎)は1番人気に応えられず、まさかの16着だった。
ルメール騎手はレース後のインタビューで「勝つ自信があった。前半冷静に走ってくれた」と納得いくレース運びに笑顔をみせた。