島根県江津市の江の川で17日、アユ釣りをしていた市内に住む男性(72)が川に流され、行方がわからなくなっていましたが、18日午後1時20分頃発見され、死亡が確認されました。

死亡したのは江津市嘉久志町に住む会社員の男性(72)です。

警察によりますと、17日午後9時半頃、江津市桜江町を流れる江の川にかかる大貫橋の上流約400メートル付近で「アユとりをしていて1人が流された」と一緒に釣りをしていた親戚の男性(60代)から119番通報がありました。

その後、捜索活動を行いましたが、この日は見つからず、18日午前6時から、江津署や消防、県警の機動隊が捜索を再開。

18日午後1時20分頃、事故が発生した現場の約50メートル下流、水深約3メートルの川底でうつぶせ状態の男性を機動隊が発見。その場で死亡が確認されました。

事故当時、男性はライフジャケットを着用しておらず、川の水かさは膝上まであったということです。

男性は、岸に引き返していたところ足を滑らせて転倒し流されたということで、警察が死因などを含めて詳しい調べを進めています。