夏ものは汚れを落とし保管除湿剤も
こちらのクリーニング店でも、例年であれば、10月のはじめごろに利用客が増えるという「秋の衣替え」。
2025年は、ようやくその時期を迎え、衣替えの注意点とコツを樋口さんに聞きました。

洗光舎 樋口宗生社長
「汚れがしっかり落ちていないと、時間が経つと黄変の原因になるので、汚れを落として保管することが大事。一度着たものは、できるだけクリーニングに出すことが長持ちする秘訣。ドライクリーニングで有機溶剤を使って洗う方法もあります。同時に水洗いする方法もあるので、家庭とは違うプロの洗い方で洗っている。お気に入りの服は、クリーニングに出すのがお勧め」

ドライクリーニングで皮脂汚れを落とし、水洗いを追加して夏場の汗を落とすことが、来シーズンに気持ちよく着るコツです。
では、夏物をしまう時の注意点は?

洗光舎 樋口宗生社長
「保管で大事なのは湿度と温度になります。なるべく涼しい場所で保管するほうがいいかと思います。高温多湿になってお洋服が湿ったり冷えたりして、カビが生えたりするので」
RKB 武田伊央 アナウンサー
「除湿剤みたいなものを一緒に入れて置いたらいい?」
洗光舎 樋口宗生社長
「そうですね」
秋冬物は着用前に陰干しを
収納された秋冬物を取り出す時に気をつけたいのも、やはり湿気。
夏場にたまった湿気を落とすことが重要だと樋口さんは話します。

洗光舎 樋口宗生社長
「冬物とかをクローゼットに入れている場合に、着る前に風通しのいい日陰に一日干してあげるときれいにさっぱり着られる」
来週の気温低下に備えて、今週末は、衣替えの予定を立ててみては、いかがでしょうか?