山形市では中古車を査定する技術を競う大会が開かれ、参加者が互いの技術を高め合いました。
山形市の県産業創造支援センターで開かれた「県中古自動車査定士技能コンテスト」は査定士の技術をより高めていこうと開催されているものです。

査定士の技術が高く保たれることで、顧客はどの店舗でも同じように適正な査定を受けることができます。
日本自動車査定協会の山形県支所が技術を高め合う場としていかそうと全国に先駆けて始めたもので、今年で43回目になります。

今回は県内の自動車販売店から13人が参加し、学科と実技で競いました。
実技では参加者が限られた時間の中で車の傷やへこみを確認し、経験や知識を基に査定結果を導き出していました。


日本自動車査定協会 山形県支所 鈴木政康 支所長「自動車の査定というものは、車を持っているお客様にとっても我々自動車販売会社にとても大切な業務になります。それぞれの実力を発揮いただいて、それをコンテストという形で競技することでお互いのレベルアップにつながればと思っています」
きょうの大会で最優秀査定士賞に選ばれたのは山形ダイハツ販売の遠藤直也さんで、来年7月に東京で開かれる全国大会に出場するということです。