社会人サッカークラブの福山シティFCが12月3日(土曜日)ファン感謝祭を開き、3年間率いた24歳の小谷野拓夢(こやの・ひろむ)監督がチームを離れる思いをサポーターの前で語りました。

3日に開かれた福山シティFCのファン感謝祭。選手たちも、サポーターと笑顔で触れ合っていました。


しかし…。

先月開かれたJFL昇格をかけた全国大会。3日間で3試合を戦う短期決戦でした。2連勝で迎えた3戦目…。

結果は0対1。最大の目標だったJFL昇格を逃し涙の最終戦となりました。


高田健吾選手インタビュー
「あと一歩のところで(JFL)昇格できなかったんですけど、クラブの歩みは絶対止まらないので、これもクラブが進化するひとつの糧として、しっかり頑張ります」


Jリーグ参入は最短で2025年となりましたが、クラブのビジョンである「福山の街にスポーツ文化を根付かせる」ことは確実に進んでいます。

感謝祭に参加した女子大学生2人は?
「いっぱいもらいましたー。サイン…」
「本当に地元に根付いてる。確かに最近すごく感じます…街に行ってもポスター見るし大学にもユニフォームが飾られているので…」

感謝祭に参加した男性サポーターは?
「一人一人の熱いプレーとファン・サポーターを思う心が1つになって福山を盛り上げてくれるところがとても嬉しいです」

一方、異例の大卒22歳で指揮官となり3年間チームを率いた 小谷野拓夢 監督は、自らの意思でチームを離れることに…。その理由をサポーターに語りました。