愛知県警は特殊詐欺グループに銀行口座を転売していた、国内最大規模の口座ブローカー集団を摘発し、男女7人を逮捕しました。

逮捕されたのは住居不定 無職の西川悠輔容疑者(32)ら男女7人です。警察によりますと、西川容疑者らはことし5月ごろ、福島県に住む37歳の女性から4万円で銀行口座を買い取った犯罪収益移転防止法違反などの疑いがもたれています。


調べに対し西川容疑者は、容疑をおおむね認めているということです。
西川容疑者が率いる口座ブローカー集団は国内最大規模とみられ、SNSを介して年間約1000の口座を買い取り、国内や中国の特殊詐欺グループなどに転売していました。
警察は、西川容疑者らが転売した口座が、犯罪収益のマネーロンダリングに使われたとみて調べています。

