+から始まる番号からの電話をきっかけに、山形市の60代の男性が現金80万円をだまし取られる特殊詐欺被害にあったことがわかりました。

山形県警察本部

警察によりますと今年の9月18日、山形市の60代の男性のスマートフォンに+から始まる番号から電話がありました。

電話に出ると、「カスタマイズのマツイ」を名乗る男から「インターネットの有料コンテンツに未払い料金があり、解消するには30万円を払ってもらわなければならない」などと言われたということです。

男性はその日のうちに指定された口座に、30万円を振り込みました。
         
すると翌日、男性に「カスタマイズ関係者のアサイ」を名乗る男から電話があり、「他にも2件の未払いがあり、解消するには2件合計で50万円を払う必要がある」などと言われたということです。

男性はその日のうちに指定された口座に50万円を振り込みました。

そして、9月21には、「サイバーセキュリティ―センター」を名乗る男から電話があり、50万円を振り込むように言われたということです。

しかし、この電話を近くで聞いていた妻から詐欺ではないかと指摘され、男性が
「サイバーセキュリティ―センター」を名乗る男に詐欺の可能性を尋ねたところ、電話が切れ被害がわかりました。

警察は、有料コンテンツ料金の未払い名目に現金をだまし取る詐欺に注意するよう呼びかけています。