前年度の1.8倍 諸塚村


一方、こちらは諸塚村。

今年度の寄付額は、11月末現在で、およそ9890万円と前の年度の1.8倍になっています。


返礼品の中で人気なのが特産の干しシイタケ。

こちらのシイタケ農家は、今年9月の台風14号で被災し、収穫量が例年よりおよそ4割減少したものの、ふるさと納税の返礼品として全国の人に質のいいシイタケを届けようと日々奮闘しています。


(生産農家 奈須高光さん)
「私たちは頑張ってですね、またちゃんとした生産ができるように復旧していきたいと思っています。皆さんどうぞ食べて応援してください美味しいですよ」


200個が早々に品切れ 人気の新たな返礼品


また、諸塚村で、新たな返礼品として人気を集めているのが「薪」です。

カシやクヌギを乾燥させるなど、時間と手間をかけて作られる「薪」。用意した200個は早々に品切れとなりました。


(返礼品に「薪」を提案した 梅田義輝さん)
「続けていきたいなとは思います。今の体制であまり大きくやれる体制じゃないのでちょっとあとは工夫をせんといかんかなとは思っている」


台風14号被害への支援も


さらに、諸塚村への寄付額が伸びている理由のひとつが、被災地支援の寄付です。

今年の台風14号の被害を受けた諸塚村に寄せられた被災地支援の寄付は400万円余り。
返礼品はありませんが、多くの善意が寄せられています。


(諸塚村 西川健村長)
「この村のゆかりの人だけでなくて、こちらに来たこともない方たちとか、いろいろ関心もっていただいて、激励して、支援をしていただくというのは本当ありがたいですね」


納税者が自治体を応援する意味も込められて行われている「ふるさと納税」。
それぞれの自治体が特色を生かしたPRを繰り広げています。

※MRTテレビ「Check!」12月6日(火)放送分から