女子駅伝日本一を決めるクイーンズ駅伝(11月23日・宮城県開催)の予選会であるプリンセス駅伝 in 宗像・福津が19日、福岡県宗像市を発着点とする6区間42.195kmのコースに31チームが参加して行われる。上位16チームにクイーンズ駅伝出場権が与えられる。

9月の東京世界陸上女子マラソン7位入賞の小林香菜(24、大塚製薬)が、自身2度目のプリンセス駅伝を走る。小林は学生時代にランニングサークルに所属していた選手。初めての実業団駅伝が昨年のプリンセス駅伝だったが、エース区間の3区で区間2位と自身も驚く快走を見せた。3か月後の大阪国際女子マラソン(日本人トップの2位:2時間21分19秒)で東京世界陸上代表入りを決め、本番では7位入賞。実業団入り後の1年半を、破竹の勢いで走り続けている。

世界陸上から1か月。自身もチームも万全の状態ではない中で、今年はどんな走りを見せるのだろうか。