高校生が自分で作ったロボットカーでタイムを競う「マイコンカーラリー」の大会が鹿児島県姶良市で開かれました。

「マイコンカーラリー」は自走式のロボットカーでタイムを競う競技です。

姶良市の加治木工業高校で開かれた大会には県内の工業系の高校11校から49人が参加し、3つの部門に分かれて全長54メートルのコースで競われました。

(カメラ部門に出場 奄美高校3年生)「スピードを速くするのと(コースから)落ちないように、角度やモーターを搭載するところを頑張りました」

3つの部門のうちスピードが速く製作者の知識と腕が試されるのがアドバンスド部門です。

カーブなどがスムーズに走行できるか、コースにあわせたプログラミングができているかがポイントで生徒たちは念入りに調整して挑んでいました。

(アドバンスド部門に出場 加治木工業高校3年生)「ネジがしっかり締まっているかチェックしている。スピードが速いので、車体が壊れないように」

競技の結果3部門の上位3位までの生徒ら合わせて20人が、佐賀県で来月開かれる九州地区大会に出場します。