山形市で2年に1度開かれる「山形国際ドキュメンタリー映画祭」の表彰式がきのう開かれ、インターナショナル・コンペティション部門の大賞作品など9つの作品に賞が贈られました。

山形国際ドキュメンタリー映画祭は山形市で今月9日に開会しました。

最終日のきのうは表彰式が行われ、今年は9つの作品に賞が贈られました。

最も高い評価を受けた作品に贈られるインターナショナル・コンペティション部門の大賞には、フランスで活動するベン・ラッセル監督の「ダイレクト・アクション」が選ばれました。

この作品は環境破壊に抗議する活動家たちが農村にコミュニティーをつくり送った
生活を追った作品です。

今回の山形国際ドキュメンタリー映画祭では世界各国から応募されたおよそ2700本のドキュメンタリー作品の中からおよそ130点が上映されてきました。期間中におよそ2万2000人が来場したということです。

横浜から「映画が好きなので毎回来ています。一日5作品くらい見ているので20から30は見ていると思います」

アジア最大級のドキュメンタリー映画祭で、山形市内がドキュメンタリー作品にまみれた1週間。

次回は2年後の2027年に開催される予定です。