愛媛県宇和島市津島町岩松の歴史的な町並みについて、地元の子どもたちからも魅力発信のアイデアを募ろうと、15日から見学会が始まりました。
この日は、岩松小学校の6年生およそ30人が参加し、地域でも最大規模の町家で、明治から昭和40年代まで酒をつくっていた、西村酒造の主屋を見学しました。
宇和島市では、江戸末期からの伝統的な建物が残る津島町岩松の町並みが2023年、国の保存地区に選ばれてから、それらの保存に加え、魅力発信にも取り組んでいます。
建物を見学した児童からも、飲食店など、地域に人を呼び込む施設として活用するアイデアが出ていました。
(児童)
「みんなが楽しめる場所になってほしい」
「違う地域から来た人たちを呼んで、みんなが泊まれる旅館にしたい」
見学会は16日も行われ、子どもたちの意見は、宇和島市が東京大学と共同で進めている、まちづくり研究の参考にするということです。
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