多くの戦闘機が展開しているアメリカ軍嘉手納基地で、飛行実態を把握しようと基地周辺の3つの自治体が15日、目視調査を行いました。
調査は嘉手納基地から派生する騒音など被害の実態を把握しようと、周辺の3つの市と町、各議長などでつくる三市町連絡協議会が実施しました。
調査は午前9時から基地周辺の3つの地点で行われ、滑走路に近い嘉手納町屋良では自治体の職員が嘉手納基地を離着陸する軍用機の飛行経路を確認したり、騒音を測定したりしました。
嘉手納基地では今月に入り暫定配備中とみられるF-35戦闘機が相次いで飛来していて、午前9時22分にはF-35が低空で滑走路を通過した際、電車がガード下を通過するときの騒音に相当する101.6デシベルが計測されました。
調査結果を取りまとめたデータは、基地負担の軽減を訴える要請行動などに活用されるほか、今後それぞれの自治体のホームページでも公表されます。
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