政府観光局は9月に日本を訪れた外国人旅行者がおよそ326万人にのぼり、9月として過去最高を更新したと発表しました。今年1月から9月までの累計は3000万人を超え、過去最高を更新するペースで推移しています。

政府観光局によりますと、9月に日本を訪れた外国人旅行者の数はおよそ326万6800人で、前年の同じ月と比べて13.7%増えました。9月として初めて300万人を超え、過去最高を更新しました。

円安が続き、旅行先として日本が人気を継続していることなどが要因で、日本を初めて訪れる旅行者も増加傾向にあるということです。

また、おととい閉幕した大阪・関西万博も影響していて、9月中旬にはアラブ首長国連邦やサウジアラビアなどの中東各国のナショナルデーが開催されたため、中東地域からのひと月あたりの旅行者数は過去最高を記録しています。

今年1月から9月までの累計はおよそ3165万人と過去最速で3000万人を超え、年間で過去最多となった去年を上回るペースとなっています。