■MLB ア・リーグ優勝決定シリーズ第4戦 マリナーズ2ー8ブルージェイズ(日本時間17日、T-モバイル・パーク)
ア・リーグ優勝決定シリーズ(4戦先勝)の第4戦が行われ、ブルージェイズ(東地区1位)がマリナーズ(西地区1位)に快勝。対戦成績を2勝2敗の五分に戻し、両チーム譲らぬ展開に。
ブルージェイズは1993年以来、32年ぶり3度目のワールドシリーズ(WS)進出を狙い、マリナーズは1977年の創設以来、球団史上初となるWS進出を目指す。
ブルージェイズ本拠地トロント(第1戦、第2戦)ではマリナーズが2連勝。だがシアトルのT-モバイル・パーク(第3戦、第4戦)では、ホームのマリナーズが前日4対13の大敗を喫するなど2連敗。ここまで両チームがホームで勝てず、2勝2敗で第5戦に挑む。
試合は2回にJ.ネーラー(28)がソロ本塁打でマリナーズが先制。だが直後の3回、ブルージェイズはA.ヒメネス(27)が逆転2ランを放つと、1死満塁から押し出し四球で3-1。さらに4回にG.スプリンガー(36)のタイムリーと、2死三塁からマリナーズ3番手M.ブラッシュ(27)の暴投で5-1とリードを広げた。投げてはブルージェイズ41歳M.シャーザーが5回2/3を投げ、2失点でベテランが気迫の投球をみせ試合を作った。
マリナーズは6回に1点を返したが、ブルージェイズは7回にV.ゲレーロJr(26)が2戦連発、今プレーオフ5号となるソロ本塁打を放ち6点目。8回にはヒメネスの2点タイムリーで8-2と突き放した。直近2戦で29安打21得点と打線が爆発し、圧倒的な攻撃力をみせた。
ナ・リーグの優勝決定シリーズはドジャースがブルワーズに3連勝を飾り、2年連続WS進出に王手。明日第4戦はドジャース・大谷翔平(31)が先発マウンドに上がる。
【ア・リーグ優勝決定シリーズ※4戦先勝】
▲10月13日(月)
ブルージェイズ 1-3 マリナーズ(1勝)
▲10月14日(火)
ブルージェイズ 3ー10 マリナーズ(2勝)
▲10月16日(木)
マリナーズ(2勝) 4ー13 ブルージェイズ(1勝)
▲10月17日(金)
マリナーズ(2勝) 2ー8 ブルージェイズ(2勝)