河川工事の作業中に油圧シャベルのバケットと作業員の男性が接触する事故がありました。男性は病院に搬送されましたが、その後死亡が確認されました。

 警察によりますと、14日午後3時前、兵庫県南あわじ市八木養宜中の河川工事の現場から「パワーショベルで接触頭部から出血している」と消防に通報がありました。

 現場では油圧シャベル2台を使って土のうをリレーのように運んでいて、1台目のシャベルを操作していた作業員が車両から降りて土のうを移し替える作業していたところ、2台目のシャベルが旋回。2台のシャベルのバケット(アームの先端の土などを掬う部分)の間に挟まれたということです。

 作業員は47歳の男性で、意識不明の状態で病院に搬送され治療を受けましたが、その後死亡しました。

 警察は事故の原因を詳しく調べる方針です。